即位礼正殿の儀
朝から雨模様だったにもかかわらず、式が近づくと雨は上がり青空が見えてた。これはやはり天照大神のなせる技なのか。
以前に奈良時代の孝謙天皇(称徳天皇)を題材にした舞台『オホヒルメ』で、当時の歴史を勉強する際に、高御座は映画や資料で目にした事はあったが、今回テレビを通してではあるけど実際に天皇がそこに立つ姿を目にして一瞬胸が詰まった。
陛下のお言葉に出てくる、象徴 について
何気なく聞き流していた時もあるが、今日改めて思い出した
戦後生まれの私には、生まれた時から天皇は象徴だった
でも、長い歴史の中で憲法に書かれた象徴という存在の天皇は、歴史が浅いのだ
昭和の後半から平成そして令和
天皇は神である、そんな長い歴史が続いてきて、憲法に書かれている日本の象徴とは何なのか
悩み続けているそのお姿に胸が熱くなった
最近着物の着付けを習っている影響もあり、着物の生地や柄、色、柄には歴史や格などもすごく気になり
黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)、天皇陛下だけに許されたお召し物。そして皇后さまの十二単は特に目をひかれた。
どれだけお金を積んでも袖を通すことが許されないお召し物、着ることを許された人、それだけ尊い存在。
歴史を知ると本当に深く、禁じられた色というものがあるというのは感慨深い。
まだまだ知らないことだらけなので、出来得る限り勉強したいと思えた。
深く自分が日本人なんだと感じた一日でもあった。
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