『咲く』閉幕しました
2019年9月3日〜8日、@ザ・スズナリ
Rising Tiptoe#27 『咲く』
全8ステージ幕が閉じました。
ご来場頂きました皆様本当にありがとうございました。
先ずはお客様へ、観て頂かないことには始まりません。チケット代、交通費、何よりも大切なお時間を頂きましたこと心より感謝いたします。
観に来れなくても、陰ながら応援してくださっている方々にも感謝です!
共に稽古を続けて作品を作ってくれた役者たち、感謝です。
縁あって出会って同じ作品に携われたことに感謝です。
ありがとうございました。
照明の勅使川原さん、素敵な照明をありがとうございました。今回は薔薇🌹が窓辺で飾られているシーンがとても綺麗だったと好評だったのは、照明のお陰です。
音響の大倉さんは、いつもの大石さんのお弟子さん(?)でご自身も役者さんでもあるイケメンです。ありがとうございました。
劇中の音楽は、作曲家の竹内一樹さんです。この作品そのものとも言える美しい曲ばかりでした。本当に人柄が出ている素敵な曲で、助けられました。
舞台監督の服部さん(いつもはハットと呼び捨てです)、気心が知れて朝まで一緒に愚痴りながら飲み明かせる相手です。まだ若いのに頼もしい舞監さんです!ありがとうございました😊
そしてそして、代表であり作・演出・美術と多才な宇吹 萌 さん。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
初めてお会いしたのが、『レッスン』再演でした。そこから今回で6作品目。
私という役者の本質、どんな役を与えれば輝くかわかってくださり、新作では当て書きもしていただきました。
7月に『皿の裏』再演では、がめついけど憎めないお婆ちゃんを演じさせていただきました。ずっと憧れていた座・高円寺の舞台を踏むことが出来ました。
そして今回は三度ザ・スズナリの舞台、これを当たり前だと思ってはいけない。宇吹 さんのRising Tiptoeの実績があってのこと。感謝以外の言葉は見つかりません。
『咲く』本当に優しい作品です。宣伝をするときに、とにかく感動作だと豪語して、観た方の感想も、感動したと言ってもらえました。
この世は本当は愛に満ちている!
でも、現実、人 というものは、なかなかに難しいものです。
考え方も、信じているものも、当たり前だけど違っているから。
分かり合えないことの方が多いです。
悲しいです。
幾つになっても人生は勉強で、役者も勉強し続けなければいけないと思っています。
謙虚でありたい、感謝の気持ちを忘れまいと思っていても驕り高ぶった自分を見つけることが多いです。
今回頂いた役
薔薇🌹
その言葉の中にある、自分が誰かの中で生き続けられる、だから幸せで、最後には 「ありがとう」と言える。
美しい薔薇という花と言えどもいつかは枯れて散りゆく日が来る、短い時間を精一杯誰かの心に寄り添えられることが何よりも幸せ、精一杯咲ききることのできた、その花生は幸せそのものでした。
人生の最期に、そんな風に「ありがとう」と言って終えることができるのか。
頂いた薔薇の役に恥ずかしくないような生き方をしなければと思います。
こんなに素敵な役、素敵な台詞、見せ場を頂いた事に心から感謝です!
当たり前じゃない。
これからもお客様のため、相手役のため、作品のためにを忘れずに、謙虚に謙虚に感謝を忘れずに!
下の写真は、今回の薔薇🌹の衣装です。
初共演の藤役、前田真里衣さん
ユリ役の神山武士は、初共演で姉弟を演じて以来の絡みの多い役でした。
みんな今までありがとう
〜薔薇の台詞より〜
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