ありがとうございました!
Rising Tiptoe#26 『皿の裏』、座・高円寺1にて
2019年7月3日から7日まで、塩3ステージ酢3ステージ合計6ステージ駆け抜けました。
ここに写るキャスト25名が誰一人欠けることなく、、凄いことです!
難解だと言われる宇吹作品、今回は比較的それでもわかりやすかったという感想を多く頂きました。
簡単に言ってしまうと甘さを欲する砂糖中毒の人々の話。
求めるものは甘さなのか、それとも幸せなのか、、
人が求める幸福とは、いったい何なのでしょう?欲、それこそが敵である!
あたしの好きな『青い鳥』の話、幸せを求めて冒険に出る兄妹、実は幸せは身近なところにあったという。
観た方々で感想が違うのも当たり前だと思います、それぞれの価値観が違うのだから、でも、何か通じるところは一緒な気がします。
演じさせて頂いたクリーニング屋の祖母。
ありがたいことに可愛かったと言ってもらえました。
私自身が感じている 今 この瞬間の大切さ
おばあちゃんにとっては、それほど長くない未来に何かを求めることもなく、過ぎてしまった思い出にすがることもなく、今この瞬間が愛する家族といられること、皆んなが幸せであればそれでいいと思っていて、だからいつも笑顔でいられる。一見無責任で何も考えていないようで、実はまあそうなんですけど(笑)
実は、5月に出演した舞台アブラクサスの『叫べ!生きる、黒い肌で』で演じたメアリーという役との共通するところ、現世の苦しみを耐えたら必ず天国へ行けるという宗教観にも似ていて、おばあちゃんは天国へ行けば解放されて苦しみがなくなると思っています。
不公平さへの不満を受け入れ戦うことをしない人です。
演者として、作品の中でのキャラクターは正反対でしたがこんな共通点があるということは、やはり同じ人間なんだと妙に納得してしまいました。
役者である限りこの先も、様々な作品と出会ってその役と向き合うことになると思います。
どういう関わり方にしろ、その役を誰よりも愛せる役者であり続けたいです。
皿の裏 クリーニング屋の祖母、大好きです!
今回でRising Tiptoe、5作品目の出演となりました。
作・演出・美術の宇吹萌様はじめとするスタッフの方々、共演者の皆様、そしてご観劇頂いたお客様や観れなくても応援してくださっている皆様に心から感謝の気持ちを伝えたいです!
ありがとうございました😊
これからも応援よろしくお願いします。
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