ボロボロの台本
本番が今週末の日曜日だというのが全く実感が持てない。
というのも、いつもだとかなりの回数通し稽古をやっている。
無観客なので、宣伝もしてない。
コロナの影響もあって稽古場確保には苦労もされているようで、時間も短縮。
コロナ禍が長くなると、何が当たり前なのかわからなくなりそうで
役者として現場に立てるということに本当に感謝の気持ちしかない。
写真のボロボロの台本、珍しい事で、実はいつもはセリフ覚えるようにもう一冊、持ち歩きに便利なように縮小サイズがあるのが、今回はこの通常サイズ一冊。
はい、いよいよ小さい文字を読むストレスに勝てなくなりまして。
同年代の人より視力が悪い分、若干老眼が遅めなあたしでしたが、読めるけど、読みにくくて疲れる、ので無理をやめました。
おまけに今回はセリフと連動して動きもありまして、それの書き込みやらで更にボロボロ。
いつも以上にセリフ覚えも悪くて(これは年齢のせいにはしないぞ!)、持ち歩くことも多く。
関わる作品それぞれに、大切に演じていきたいと思いつつ、いろんなジレンマも生じてきて、大満足で終える事は一生ないのではないかと思いつつ、それでも役として生きることを目指して努力するしかない。
悲しいかな、今回の作品は皆様に是非観に来てください!とお伝えできないこと。
きっとこの先、それほど長くはない自分の人生の中でこんな経験は二度とないと思う。あってほしくない。
この作品に込められたメッセージを精一杯伝えれるよう、残りの時間も精進していきます!
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