みんなありがとう
お陰様で5月28日(日)、無事に『花売りのくしゃみ』が幕を下ろす事ができました。
ご観劇いただいた皆様、スタッフ並びにキャストの皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
毎回ですが、演劇は1人では作り上げることのできない事、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ここ数年、コロナの制限の中で、それでも続けてこれた演劇の世界でしたが、5月8日より5類に引き下げられたとはいえ、コロナというウィルスそのものが消え去ったわけでもなく、コロナ前のような形での稽古や本番はまだまだ先なのだなと実感させられもしました。
今回の作品では、当たり前だと思えていた毎日に本当の幸せがあったのだと、失う時に気付かされるとあります。
私個人としても、身内の死をもって、当たり前に日々何気なく交わされていた挨拶の言葉も、どれほど大切な会話だったのかと痛感させられていました。だからこそ、日々の気持ちを素直に言葉にする。特に「ありがとう」という感謝の気持ち、そして「大好き」という言葉、どちらも今回の作品のラストで、ハンナのセリフにもあります。
台本を読んだ時からグッと来ていました。
宇吹萌作品は、私にとって共感できる部分も多いというのも大好きな一つでもあります。
作品としてはダークコメディで、笑えるコメディ的な要素がありますが、そこで生きている存在が観ている人達の心に残れば残るほど、その仲間の愉快な日々が失われるという切なさを同じように感じでもらえるように、、そんな気持ちで精一杯演じていました。
私自身は、本当に端部屋に飾られている仲間たちが愛おしくて、だから辛くて仕方ありませんでした。それでも、別れの時が訪れても、私たちはそれぞれの道を精一杯生きていかなければいけない、ラストはそんな前向きな気持ちでもありました。
伝えたい!伝わってほしい!
それが演者である私の最大の気持ちでした。
最近はじめたYouTubeで、ご紹介できていなかった、学芸員(アダンソン)役のえんだ勝美さん
2人だけで写真を写していなかった?
彼女とはこれからも縁が続きそうなので、またそれは近いうちに。
幽霊のワトソン伯爵夫人役の横山香里さん
稽古の時から、面白すぎて私のツボでした。独特の雰囲気は、彼女にしか出せない味ですね 笑
私の相棒、亀ちゃん
本名は、キャメロン 性別はメス
芸名、亀治郎
役名、アンリエット
本当にありがとうございました。
凄く幸せでした。
この日々を大切な宝として、これからも励みます!
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